カウンセル通信 第15回 ~ため息を、はなうたに~
今月のテーマ|両立支援は“制度”だけで解決するのか
経営者視点|「制度はあるのに使われない」1/3
カウンセラー×コンサルのカウンセル中嶋美雪です。
先月は、「AI時代のリスキリング」をテーマに、学び直しやこれまで身につけてきた力について考えてきました。
今月は、「両立支援」をテーマに、仕事と子育て、介護などについて考えてみたいと思います。
企業の両立支援について調べてみると、気になることがいくつかありました。
制度はあるのに、実際には利用されていない。
両立支援を、人材を守るための取り組みとして考える。
管理職からの声かけなど、相談しやすい職場をつくる。
子育てと介護を同時に担う「ダブルケア」にも目を向ける。
制度や職場環境の整備に、助成金を活用する。
その中でも今回は、「制度はあるのに使われない」ということについて考えてみたいと思います。
育児休業や介護休業、短時間勤務など、会社として必要な制度を整えることは、両立支援の大切な入り口です。
でも、制度を整えれば、それで十分なのでしょうか。
制度はどのくらい利用されているのか。
必要としている社員に情報が届いているのか。
困ったときに、早い段階で相談できる環境になっているのか。
制度をつくった後だからこそ、見えてくることもありそうです。
また、一人が休んだり勤務時間を変更したりすれば、その仕事を誰がどのように担うのかということも考える必要があります。
制度を利用する人を支えることと、職場全体が無理なく仕事を続けられること。
経営者にとっては、その両方を考えながら、制度を「どう使えるものにしていくか」も両立支援のひとつなのかもしれません。
ひとつとして同じことはないので、あなたにとってのピッタリを見つけるお手伝いができそうであれば、ご予約からご相談ください。
次回は、働く側の視点から、仕事と子育てや介護を両立することについて考えてみたいと思います。
皆さんの会社では、両立支援の制度を「つくった後」、どのような工夫をされていますか。
取り上げてほしいテーマや感じていることなど、ぜひコメント欄で教えてください。

